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8k Slideshow(for Quest2/3)
カメラを2台でVR撮影する際に同期が問題になる。カメラのファームウェアをいじって同期をしている人もいるようだが、個人的な用途としてはそこまでするのは大変かと思い同期用リモートスイッチを自作した。スイッチは機械的に動かすものなので同期誤差は10m秒から20m秒程度あるが、完全に許容範囲内である。具体的には遠くを走る自動車や風で揺れる樹木の葉が同期できていればよい。
早速、カメラと自作スイッチを持って岸和田城とその城下町を撮りに行った。天守閣は江戸時代に焼失し1954年に再建されたものだが、石垣もあり立派な印象を受ける。城の西側には城下町が広がり、昔の面影が残されている。休憩の際に、安いワインをひっかけながらYTを見ていると、神田沙也加のAIボイスで歌う松田聖子の歌がアップされていた。特に初期のナンバーは懐かしさとともに、生前にカバーしてくれていたら良かったなと思った。また、キャンディーズの「銀河系まで飛んで行け」も吉田拓郎バージョンを楽しく聞かせてもらった。
その後も歩きながら撮影していたところ、片方のカメラで撮影した写真がボケていることに気づいた。どうもレンズ(SG-image7.5mmF2.8)が内部で緩んでいるようだった。このレンズは安くて写りも良いだけに、撮影中にトラブルに見舞われたのは残念だが、帰宅してからレンズのカバーを外してネジを締め直すと写りは再びシャープになった。
Music: Apollo takes off to the moon
By Music Atelier Amacha
https://amachamusic.chagasi.com/

“Kishiwada / 岸和田” への1件のコメント
自作同期スイッチの誤差を測定したところ、予想をかなり下回る約5ミリ秒程度だった。別々のスイッチが物理的に1つになっているだけのスイッチなので、作る際に同期誤差が100ミリ秒以内ならいいかと思っていたので、嬉しい誤算といったところか。鳩が羽ばたいているのを撮った時にほぼ左右の誤差がなかったので、同期性能は良いとは感じていたが。